イギリス、フランスなどからの入荷商品はマスクを着用して開梱前からアルコールにて消毒しております。(お客様の安心のためにできることをする)

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お客様に安心してご購入いただくため、自分自身の感染予防対策として行っております
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こんなに神経質に…とは思いますがリスクは常に排除しておきたいのです
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元々作業中は不織布マスクはしているので継続して、作業の合間には手洗いもしくは手のアルコール消毒、発送前にも同様の対応をしております
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アンティークはその持っている風合いはそのままに、でも清潔にが当店のポリシーです
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アンティークやヴィンテージも安心してお使いくださいね!


アンティークやヴィンテージを買う!購入する時に気をつけたい3つのこと

 

アンティーク・・・なんていい響きでしょう。

私もいつかは!とアンティークやヴィンテージに憧れている方は多いのではないでしょうか!?

 

でもアンティークの印象は

「高い?」、「ちゃんと使える?」、「汚い?」・・・などなど・・・

マイナスなイメージもあり・・・いざ購入しようとすると二の足を踏んでしまう方も多いかもしれません。

 

でも最近のアンティークは価格も適正なもので、しっかりと修理、修復が施され、細部までクリーニングされている商品・ショップも増えてきて悪いイメージは払拭されてきています。

 

よしそれなら!とアンティークの家具や雑貨、ランプなどを購入しようと思ったときに最低限は気をつけていただきたいこと3つをご紹介しようと思います!

 

 

1)自社でアンティークの修理、修復、加工の工房・技術を持っているお店から必ず購入しましょう

 

  • 自社でアンティーク専門の修理・修復・加工の工房・技術を持ち合わせたお店から購入しましょう

 

アンティークをご購入いただく上で重要視しなければならないことは自社で修理、修復、加工ができる工房を持っていることです。

 

その購入しようとしているお店は自社で修理をしっかりしていますか?修理の実例などを細かく紹介していますか?

 

必要十分で適正な修理がしっかりされていない場合、使用ができなかったり、すぐに使えなくなってしまう場合があります・・・

 

例えば、椅子のがたつき、ぐらつき(緩み)がある場合はその緩んでいる部分を解体して締めなおす必要があります。締め直しをしないでビスや釘などを沢山打ってしまっては適正な修理とは言えず、十分な強度を得られません。

もちろん適材適所にビスや釘をアンティークでも使います。ですが十分な修理をしないで必要以上に使ってしまうとかえって強度を落としてしまったり、再度修理をしようと思ったときに修理が困難になってしまいます・・・

 

アンティークが長い年月を経て現代に残っているのは適正な修復、修理が施されているからなのです。

その歴史を終わらせるような修理はしてはいけないと思います。

アンティークを購入するときには永く、大切に使っていただくための修理がきっちりされている家具たちを購入してくださいね。

 

 

  • 日常使用に問題がないか、修理前の商品は適正で必要十分な修理がなされるか確認しましょう

 

アンティークといって元々は実用品です。(中には装飾品としての色が濃いものもあります)

ただの飾りではなく、実用品、生活必需品としてアンティークやヴィンテージをお使いいただきたいのです。

そのためにはそのアイテムに適正な修理が行われているかが大切です。

 

例えば、チェスト(箪笥)です。チェストは引き出しが最も重要な機能です。

引き出しはスムーズですか?物を入れたときに底板が外れてしまったりしませんか?引き出しを支えるガイドやレールは割れたり、ぐらぐら緩んでいたりしませんか?

引出一つでチェックすべき項目は沢山あります。

重要な機能が不十分であれば当然通常使用は困難になります・・・

 

また扉がついたブックケース(本棚)の場合はどうでしょう。

扉はスムーズに開きますか?鍵は機能していますか?本や物を入れたときに棚が落ちてしまったりしませんか?

扉がついているものには鍵やラッチ、キャッチなどがついています。

特に鍵はシリンダー(鍵本体)がメンテナンスされていなかったり、調子がよくなかったりすると最悪扉が開かなくなる場合があります。(よく鍵が開かなくなったと依頼がきます・・・)

もし大切なものを入れておいて、それをすぐに出さなければいけないのに出せない・・・そんなの無理!って思う方は鍵や蝶番などの金属のメンテナンスがしっかりされているものを購入してください。

 

インテリアを素敵にしてくれるアンティークやヴィンテージ、その家具たちを目で楽しむだけじゃなく使って楽しむ!すごくクールじゃないですか!!

 

 

  • 商品知識だけでなく修復・修理の技術・能力・知識を持ったお店、スタッフを探しましょう

 

商品知識、まあまあ必要ですね。

でもそれだけで頭でっかちになってはだめだと思うんです。

アンティークを扱うということはメンテナンスにも精通していていなくてはいけません。

 

商品そのものの魅力はもちろんアンティークにはありますが、その家具などをどのように使い、どのように楽しんだりいのか、使い勝手の魅力も修理やメンテナンスの知識があってこその魅力やご提案もできるのではと考えています。

アンティークでもお客様のご提案やご希望に対応できます。

棚を増やしたいなど簡単なことから、1つの家具を2つに分解して使いたいなどちょっと高度なことまで、修理(レストア)や加工(リメイク)の知識があるからアンティークをより使い安く、お客様に合ったそれぞれのライフスタイルに合わせていくことができるのだと思います。

ただ販売するのではなく、構造や特性などしっているからこそ色々相談に乗ってくれるお店やお店のスタッフを探してくださいね。

 

 

2)実物を見られる場合は家具の隅々まで確認しましょう。実物を見れない場合は画像を細かくチェック、気になるところはドンドン問い合わせしましょう

 

アンティークやヴィンテージは新品ではありません・・・

やはり実物の確認をしたり、メールや電話でコンディションの確認に快く応じてくれるショップを探しましょう!

 

 

  • 清潔感のあるアンティークを見つけましょう

 

アンティークとはいえあまりにも汚い、においがキツイなど清潔感に欠ける商品は避けたいですね。

アンティークの風合いを残しつつクリーンな表面はもちろんのこと、内部・裏面などにもしっかり手をかけた商品を選んでください。

実物をみれれば問題はないですが、遠方のショップや修理前の商品の場合は画像などをしっかり確認、どのような修理をするのかを聞いてみましょう。

 

 

  • 引出などはずせるものははずし、扉など開けるところはすべて開いて確認しましょう

 

実物を見れる場合は、引出を外して引き出しが入っている内部も確認しましょう。

表面がクリーンでも、内部の引き出しのレールや隅に埃やごみがあったら台無しです・・・

引き出しなどのすべりを確認しつつ、お店の方に引き出しを抜いてもらって確認してください。

 

扉という扉はすべて開けて内部を確認しましょう。

棚板はしっかりしているか、臭いはきつくないか、しっかりした強度があるか、扉の開閉は問題ないかなど確認しましょう。

 

背面裏側や底板裏側、天板の裏なども確認してください。

背面裏側はお部屋のお掃除するときにわかると思いますが結構埃やごみがたまっています・・・

そういった裏面がしっかりクリーニングされているかも大切です。

 

裏面や底面をみることにはもう一つ重要なことがあります。

それは虫食いです!虫食いは背面や底板、下部に多いです・・・

その確認を必ずしてください。

ただ虫食いの穴があるからすべてに虫がいるわけではないので間違えないでください。

虫穴のみで虫がいない場合も結構あります。

虫穴があっても虫食いの処理がしっかりなされ、しっかりとした強度があれば何も問題はないのでご安心ください。

当然その処理のノウハウを持っていることが大前提です。

 

 

  • 遠方やネットショップから購入する場合はとにかく質問!

当ショップもそうですがアンティークの業界もオンラインショップを運営しているところは非常に多くなってきました。

オンラインショップと実店舗を併設しているところであれば家具の確認はできるので問題はないですね。

遠方や実店舗を持たないショップから購入する場合はどうしたらよいでしょう?

 

とにかく画像を確認!!

 

もう少し画像が欲しいな~と思った場合はショップに他の画像がないか問い合わせて見ましょう。

画像をみて確認したいことや不明点、心配なことがあれば購入前に根掘り葉掘り聞いてください。

 

商品のクオリティーが高く、素敵な商品を扱っているネットショップは沢山あります。

またネットショップは非常に便利。便利だからこそ最後の確認や質問はしっかりしましょう!

 

 

 

3)購入してからのアフターメンテナンスや修理に心配のないショップから購入しましょう

 

当然のことながら自社のアンティーク専門の工房を持っていなくてはいけません。

アンティークに限らず、どんな完璧な商品であっても品物は長く使っていれば不具合や痛みは少なからずでてきます。

アンティークも長い歴史の中で何度も修理・修復を繰り返してきて現代に残っている貴重な財産。何度も修理が可能な優れた品物です。

そうは言っても家具や雑貨などは、ほんの小さな不具合から後々大きな問題になってしまいます・・・大きな問題になる前に早期に対応することが必要です。

売りっぱなしではなく、永くお付き合いができる信頼できるショップを選びましょう。

 

 

  • 大切な家具(雑貨、ランプ)が壊れてしまったかも!?直したほうがいいかな??

 

そんな時まずどうするかといえば・・・購入したショップに相談すると思います。

そのショップに「当ショップは修理には対応しておりません・・・」なんて言われたら・・・涙・・・

そうならないためにご購入前にアフターメンテナンスがしっかりしているか、何かあったときの修理に対応できるショップかどうかを必ず確認してください!

不具合を見つけたらできるだけ早く購入したショップに相談しましょう。

ちょっとした修理ならばご自宅に出張修理をしてもらえるショップがベストです!

ちなみに・・・当ショップはアンティークの出張修理に対応しています。(宣伝です)

 

 

  • アンティークらしさを壊さないために

 

最近はラスティック、シャビーという言葉が流行っているようですが、その言葉に注意してください。

その言葉を使えば「アンティークらしさを壊さないために手を加えない、最低限のクリーニングのみ」でOK!などということはありえないことです。

さて質問です。あなたはお部屋やお店などでポロポロ塗装がはがれてきても、テーブルの脚がグラグラしても、引き出しがすごく開けづらくても、虫食いがあっても「アンティークだからヴィンテージだからこういうもの」で済ませることができますか??

ただ綺麗にするのではなく風合いや、質感を損ねないようにしっかり修理・修復・メンテナンスされていることが必要なのです。

 

 

  • 遠方のネットショップから購入した場合は・・・

 

質の良い(しっかり修理・メンテナンスが施されたと言う意味です)アンティークをネットショップなどで遠方から購入したときはどうしましょう?

小さな雑貨などならば購入したショップに宅急便等で送れるので問題はないかと思いますがテーブルなどの大きな家具などは送るといっても送料が高くなってしまいます・・・ご自分で梱包も難しいですね。

遠方のショップから購入された場合はご近所にしっかり修理に対応してくれるショップや工房があるか調べておきましょう。

近所に良い工房やショップがない場合はちょっと送料はかかってしまいますが・・・信頼のけるショップに任せた方が安心です。

 

 

最後に・・・

アンティークの歴史やデザインの知識があればよりアンティークを楽しめます。

そうやってアンティークやヴィンテージを深く楽しんでくれる。私たちアンティークの仕事に携わるものにとっては非常に嬉しいことです!

でもアンティークを購入するには特別な知識、歴史などを必ずしも知っていなくてはいけないわけではないとも思います。

お客様がこれいい!これ素敵!これ欲しい!と思ったのがたまたまアンティークやヴィンテージだったということでもいいじゃないですか!

 

きっかけや楽しみ方は人それぞれ。

深く楽しむ人もいれば、直感で楽しむ人もいる。

アンティークは沢山の人に見て、使って楽しんでもらえるものであって欲しいです。

 

アンティークを楽しんでもらうために購入に必要な3つのことをお話させていただきました。

この3つは基本的なことで、それをお客様に強制をすることではないです。

上で話をさせていただきましたが、フィーリングは大切です!

基本的な3つのことから外れているアンティークであってもお客様がそれがいいと思っているのならばそれが良いものなのです。

 

アンティークの購入を検討している方や素敵なものをみつけたらそれがアンティークだったという方にアンティークを選ぶ一つの目安としていただければ幸いです。

 

素敵なアンティークと出会えますように・・・

 

 

Oku-Antiques HP

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アンティーク家具に使われているビス(木ねじ)や釘について

こんばんは。

いやー今日はびっくりしました。
雪降りましたねー
寒かった・・・・

さて今日はアンティーク家具に使われているビス(木ねじ)についてお話したいと思います。

アンティーク家具に限らず古い良い家具には釘やビスが使われていないと思われてる方はいませんか?

アンティーク家具にはほとんどといってよいほど釘やビスが使われているんです!!

年代の新しいアンティーク家具やリプロダクションなどはプラスのビスが使われていますが、大体のアンティーク家具はマイナスのビスが使われています。

マイナスのビスは日本にはほとんど売ってません・・・

使うマイナスのビスは、取っておいたマイナスのビスコレクションの中からサイズの合うものを探すか、イギリスなどの海外から輸入したマイナスのビスを使うしかありません。

ビスを使うことは別に悪いことではありません。

例えばチェストなどの笠木などのパーツを固定する場合や丁番、引き手など金属部品の固定等に使われています。

使うところを間違えなければ非常に使えアイテムです。

ただやってはいけないことがあります。
それは接合部のゆれや緩みに対して安易にビスを使用してしまうことです。

接合部に緩みや隙が出ている場合、破損しないように(当然のことです)ばらします。
その隙にはゴミや膠の塊がついているのでしっかり取り除きます。
その後木工ボンドを入れ、しっかりハタガネと呼ばれる金属製の締め具で圧着するのが当たり前の修復です。

ですがばらさず隙を少し大きくした所に木工ボンドを入れ圧着すると言う邪道な修理(修理とも呼べない行為)を行い、なおかつ補強のためと称してビスをぶち込んでしまう・・・乾燥時間を取らなくていいようにハタガネで締めてビスで留めて、ハタガネをはずすという荒業をしている所があるようです・・・嘆かわしい・・・・

接合部にはダボやぼぞが使われていて、それがやせたりすることで緩みが出てきてしまうのですが、ほぞに木を足したり、ダボを太いものに変えたりすればがっちり固まるのです。それをせずにビスを打ってしまう最低なやり方にうんざりしてしまいます。

そのようにビスを打つことで大きな問題がもうひとつあります。

元々接合部にあるダボやほぞをビスが破損させてしまうということです。

破損させてしまうことで強度が落ちます・・・
また不用意に打ったビスによって接合面が歪んでしまったり、最悪躯体全体が歪んでしまうことにもなりかねません・・・

そのビスを打って緩みが出てしまったときにほぞやダボをやり直すことはもちろんのこと、ゆがみを直したり、強度を元に戻したりと凄く手がかかってしまうのです・・・
その安易なビス1本がやらなくていい修理を生みお客様が負担をしなくてはいけなくなるのです。

アンティーク家具を購入しようと思っている方は様々な接合部付近に安易にビスが打たれていないか必ず確かめて気ださい。

必要な部分は使うことで強度を増すのでそれはいいことなので、わかりづらいですが混同しないでくださいね。

特に脚部のストレッチャー(貫といわれています)の裏側は要注意です。

家具が小さいものならご自分で見れるとは思いますが簡単に裏側をみれない場合は店員の人に持ち上げてもらって確認してください。

もしあった場合はお店の人に理由を聞いてみてください。ちゃんと答えられない場合は・・・よく考えましょう。

あとビスのマイナスとプラスをどのように使い分けいるかというと、見えるところ(通常使用していて目に付く所)には必ずマイナスのビスを使っています。

そのほかの見えないところ(背中裏や底裏等)だけにプラスのビスを使用するようにしています。
ビスを打ちすぎないように注意しながらやっています。

今日はこの辺で

次回は

お楽しみに。

そうでした!!!なぜ明日雪になってほしくないかというと
お客様第一号の修復ご依頼の家具のお引取りに伺うのです。

いやーうれしいです!!!

改めてこれからお客様に満足していただけるよう努めて生きたいと思いますのでよろしくお願い致します。

詳しい内容についてはnoteにてお話しますね。
お楽しみに。

それではまた

 

 

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