こんばんは。
今日は塗装についてお話したいと思います。
修復=レストレーションについてはこの間お話しましたが
レストレーションというのはその家具が作られた当時の材料や技法を用いて行うものです。
その当時と違う塗料を使ったらどうなるでしょう?
塗料というものは相性があり、組み合わせてはいけない組み合わせがあるのです。組み合わせを間違えれば塗装面が大変な事になってしまいます(おぞましい姿になります~)。
最新の塗料はすばらしい精度と耐久性を持っているのは確かです。
ただ安く仕上げるためや長持ちさせるため、耐熱、耐水性を向上させるためなどの理由でウレタンなど強い塗料を使ってしまうことがアンティーク家具の仕上がりというのでしょうか?
そういう塗装をしてしまった家具はアンティークと呼べるのでしょうか??
やはりアンティーク家具には当時も今も修復用に使われているシェラックニスを使うのがその風合い、質感にはふさわしいと考えます。
なぜシェラックニスを使うのか?
それは・・・・
また次回に。
そうそう加湿器ですがメーカーより早速連絡があり直ったそうです。
で、部品を3個交換したそうですが2シーズンしか使っていないのに壊れてしまってたので申し訳ないので代金は要らないそうです。(心の中で当たり前だよ!と思ったのはおかしいことですか?)
少しはお客様の気持ちがわかってくれたのでしょうかね。