こんばんは。
今日は イギリスアンティーク家具オークチェア 001A8 の修復 です。
このオークチェアは先日お買い上げいただきました。
その修理工程を皆様にもお伝えいたします。
このオークチェアはお客様より買い取らせていただいたものです。
買い取らせていただいた時の状態は、ぐらつきがありました。
塗装の状態は見た目はきれいなのですが、塗装が木に食いついていないところが多く、はがれてしまっているところもありました。
早速修復作業に入ります。
かっちりくっついているところは無理にははずさないようにします。
少し叩いてみて、はずれないようならばしっかりとくっついているわけですから無理やりはずす必要はありません。
無理やりはずそうとして折ったり、割ったりしてしまうほうがよほどよくないのです。
強度に関係しますので当たり前ですね。
接着面がきれいになったら組み立てます。
部分的に固めておくと、ゆがみを防止し、しっかりとそれぞれを圧着することが出来ます。
木工ボンドは比較的固まるまでの時間の余裕がありますが
のりを入れてもたもたしているとのりが硬くなってしまいしっかり圧着しない原因となるので手早くやることが必要です。
今日はここまでです。
それではまた。