アンティークデスクの修復 その2

こんばんは。

早速アンティークデスクの修復にかかります。

まずはアンティークデスクの天板割れの修復です。

割れている所は木が接いであるところです。
割れて段差ができてしまっているので一度きれいにその接ぎ目で割ります。

アンティーク家具で無垢の板といっても大きな面、特に天板などは
一枚板であることは余りありません。

無垢板を何枚も接ぎ合わせて大きな天板になっているのです。

このことは無垢と合板の時にお話したと思うので、多分・・・
このぐらいにしておきますね。

接いであるところをきれいに割ったら
その割った面についている膠やごみをきれいに取り除きます。

このときにこの面がごみなどででこぼこしていると
うまく接着せず、隙が出てしまうので注意が必要です。

ごみ等を取り除いたら
木工ボンドをつけてはたがねでしっかり隙のないように接着します。

このとき段差ができないようにベニヤ板などで矯正して締めなくては、
せっかく締めなおしたのに
段差ができてしまい削らなくてはいけなくなった。
なんてことになります。

削らなくていいものを削ってしまう、とてもいい仕事とは言えませんね。

何度も言っていますが現状を生かしてこその修復です。

はたがねを締めた状態で1日そのままにしておきます。

今日はこの辺で
次回は躯体の締め直しをお話します。
お楽しみに。

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アンティーク家具のデスク(机)の修復です。

こんばんは。

今日からは大型連続シリーズ!!!
アンティークデスクの修復をお話したいと思います。


これが今回ご依頼のアンティークデスクです。

イギリスのアンティークではありません。
和家具です。

ご依頼主は若い夫婦で奥様が子供時代に使っていたデスクです。
ずっとしまってあったものをご夫婦のお子様が小学校の入学ということで
お子様に使わせたいとのことでした。

親子何代も家具を使っていただける。
そんなお手伝いができてすごくうれしいです。

早速状態はというと・・・

天板は

塗装が荒れ、何箇所もぱっくりと割れてしまっています。
割れによって生じた段差を矯正しながら割れを締めなおし、
塗装を一度剥がして、再塗装です。

引き出しは


底板がはずれ、シミがあるため
新しい底板に交換して欲しいとのご依頼です。
ここまでひどいと交換も仕方がありません。

引き出しの正面は


引き出しの正面は手が触れるところなので塗装がかなり荒れています。
劣化した塗装を取り除いて、再塗装が必要です。

このように割れもあります。

しっかり接着し、強度を出さなくてはいけません。

躯体にも緩み、はずれがあります。


一度はずして締め直しが必要です。
締めなおす際には躯体が歪まないように注意しながら締めます。

以上結構状態は良くないです。

作業の順番としては

・天板の締めなおし
・躯体のばらし、締めなおし
・引き出しの底板交換
・機能面(引き出しのすべりなど)の調整
・塗装
・ワックス

という順です。

次回から作業を進めていきます。
お楽しみに。

そういえば明日ららぽーと横浜がオープンします!!!

私は一足早くプレオープンのときに行ってきましたが、
とにかく広いです!!!
歩いていて方向が良くわからなくなります。
これは年を取ったせいなのか・・・

港北東急や港北阪急など足元にも及びません。
とにかく店の数が多い!!!
なんか初出店のお店も多いようなので楽しいですよ。

ただ・・・
おそらく渋滞すごいです・・・
開店前から渋滞があるところなのに
開店してしまったら・・・ぞっとします。
なので電車かチャリがいいと思います。
車で来る方はイケア港北以上に混む事を覚悟して来て下さい。

なぜ私がこんなにららぽーとを知っているのかというと・・・
それはまた今度お話しますね。

それではまた


アンティーク家具 ドローリーフテーブルの修復 その2

こんばんは。

前回はアンティーク家具 ドローリーフテーブルの修復の締めまでお話しました。

今回はその続きです。

締めは終わりましたが
組んである所が少し欠損気味だったので
より強度を出すためダボ(木の丸棒)を補強として
長めに入れます。
だいたい25センチぐらいでしょうか。
ダボを入れる穴をドリルで開けます。

ダボを入れるときは
当然木工ボンドをつけて入れます。
ダボを金槌で叩きいれていきます。
奥まで入れたらのこぎりでカットします。
カットするときも木部を傷つけないように慎重にカットします。

カットしたら1日おき十分に乾いたら
塗装作業を始めます。

この中天板はお客様の希望で塗装は手をつけないということでしたので
ダボを入れたところだけの塗装作業です。
こうした場合艶を出しすぎたり、
質感が変わってしまったり、
塗装した部分だけきれいになり過ぎないように注意が必要です。
これが腕の見せ所です。

周りとの質感、色を合わせていきます。

乾いたらワックスをかけて終了です。

内訳は

フレーム締め直し 20分 
ダボいれ     20分
再塗装      20分

実作業で1時間です。

料金は5250円+出張料525円=5775円(税込み)です。

参考にして下さい。

今日はこの辺で。
それではまた