アンティークバタフライテーブルの脚割れ修理です。(アンティークの修理と修復の実例をご紹介)

アンティークバタフライテーブルの脚割れ修理です。

今回はバタフライテーブルの脚パネルの割れ修理です。
photo-1,2
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脚のパネルは3枚の無垢板を繋ぎ合わせて一枚の大きな脚パネルとなっています。
その継ぎ目から割れてしまったようです。
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無垢板のものは割れをたまま時間が経つと反りが起きてしまうことがあります。
今回も少し反りがあり、ただ接着するだけではジョイントの面にズレが出ます…
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その反りも矯正しつつ、ジョイント面をフラットに、しっかり接合、圧着します。
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接着、強度を確認して仕上げます。
色、質感を合わせます。元々ジョイントの部分なのでジョイントの筋は見えますが、元通りです。
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今回も綺麗に仕上げて元の状態に戻して欲しいとのご依頼でしたので綺麗に仕上げました。
綺麗にと言っても永く時間を経てできたアンティーク本来の持っている古傷を出来る限りのそのままに、質感は現在の全体コンディションに合わせて仕上げます。
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今回もお客様に喜んでいただけたので嬉しいです。いつもお客様に喜んでいただけるのを楽しみに仕事してますっ!!


ピルッカチェアの脚折れ、製作と締め直し。(アンティークの修理と修復の実例をご紹介)

ピルッカチェアの脚折れ、製作と締め直し。

今回はピルッカチェア(Pirkka Chair)、フィンランドartek(アルテック)社ピルッカシリーズは、フィンランドの家具デザイナー「イルマリ・タピオヴァーラ」によって1955年にデザインされました。美しい…
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この3本のダボで形作られたフォルムが特徴的ですが、基本的には差し込んであるだけなので、木の痩せ、長年の荷重によって緩んだり、外れたりしてしまうのです…
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3本のダボで負荷を分散しているもののある意味一番修理が多いのも仕方がない部分です。
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今回はその脚を支えているダボが折れてしまっています…
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まずは折れている部分は補強では強度が出ないほどの破損なので製作。
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フォルム、太さ、長さを合わせて。
組み上げて締め直します。
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しっかり圧着したところでブラックペイント。
艶と質感を合わせて仕上げます。
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今回も綺麗に仕上げて元の状態に戻して欲しいとのご依頼でしたので綺麗に仕上げました。
綺麗にと言っても永く時間を経てできたアンティーク本来の持っている古傷を出来る限りのそのままに、質感は現在の全体コンディションに合わせて仕上げます。
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今回もお客様に喜んでいただけたので嬉しいです。いつもお客様に喜んでいただけるのを楽しみに仕事してますっ!!


アンティークのマガジンラックを剥離、ナチュラルなオイル仕上げに変更です。(アンティークの修理と修復の実例をご紹介)

アンティークのマガジンラックを剥離、ナチュラルなオイル仕上げに変更です。

当店でご購入いただいたオークのマガジンラック。
2枚目の画像がご購入時の状態。
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お自宅のインテリアに合わせて、オークの持っている木のナチュラルな感じを出して仕上げてとのご要望。
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まずはグラつきがあるので全て分解。
分解した上で塗装全て剥離します。
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元通りに組み上げて、がっちり締め直します。
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木部表面をしっかり整えて、クリアのオイルで仕上げました。
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マットな艶、シャビーですごくいい感じです。
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今回のようにお客様のご要望で仕上げの方法を色々ご相談いただけます。
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アンティークの塗装を剥がしちゃって…と思われるかもしれません。
でもこうして時代時代のオーナーたちが手を加えて受け継ぎ、現代に残っているのがアンティーク。受け継がれてきたこそに価値があるのです。
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こんなことは無理かな〜と思ってもまずはご相談ください。
できれば100%…そうでなくても可能な限りご要望に応えるようにしております。
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当店の商品をご購入いただいた場合は通常の修復費用は商品代金に含まれております。
今回のように通常修復でない作業の場合は別途料金がかかります…予めご了承ください。
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お客様のユニークで斬新な発想はいつも勉強になります。
お客様に喜んでいただけたので嬉しいです。いつもお客様に喜んでいただけるのを楽しみに仕事してますっ!!