こんばんは。
今日は アンティークベントウッドチェア座面割れ直し その4 です。
麻布を座面にくっつけて乾燥させたら
麻布の余分な所をカットします。
強度は当然必要ですが、ビジュアルも大切です。
余分なものがはみ出ていたらかっこ悪いですよね。
これで
このベントウッドができたときのような強度が復活しました。
あとは表面の塗装直しです。
塗装を直す前に割れの段差はないのですが割れでできた毛羽立ち、引っ掛かりを取らなくてはいけません。
せっかく割れは直したのに引っ掛かりが残ってしまっては
お客様の衣類が引っかかるなどのご迷惑をかけることになります。
特に椅子と言うものは家具の中で一番体に触れる面積、機会が多いものです。
木部の引っ掛かりが合ってはいけないのです。
椅子を購入する際には十分に確認してください。
あと割れで欠損してしまった所をパテで埋めます。
パテて埋めるといっても2、3ミリの溝です。
これで終了です。
さて
内訳ですが
座面割れなおし(塗装まで) 1時間
実作業で1時間です。
料金は1時間、出張料込みで8400円です。
参考にして下さい。
今日はこのへんで。
また次回お楽しみに。
う~ん、これだけの修理をなさっていて、この金額は安いですね・・・!!