アンティーク家具ソファの張り替え

こんばんは。

今日は アンティーク家具ソファの張り替え です。


1Pソファが2脚と


2Pソファが1脚です。

分かりにくいかもしれませんが
シートの中のスプリングが暴れてしまっています。
そのためシートの表面がでこぼこしてしまい、すわり心地もすこぶる悪くなってしまっています。

シートの裏は裏張りがしてあるのですがそれが破れてしまい、
中身が少し飛び出してしまっています。

裏張りはすっかり取れてしまい、スプリングと座を支えているウェービングといわれる麻布のテープがはずれたり、緩んだり、切れたりしています。
そのためスプリングが暴れてしまったのです。

このお客様は数十年前にオリジナルでソファを作っていただいたそうです。
そのソファを張り替えに出そうと購入したメーカーに問い合わせたところ、送料が非常に高く断念されたそうです。
そこで近くにソファの張替えをしてくれるところはないかとお探しになって、お問い合わせいただきました。

気に入ったものを長く大事にお使いになり、直してまた使う。

最高のお客様です。

こういったお客様が一人でも多くお助けできることが私の仕事です。

とにかくあきらめず、家具の修理のこと、家具の買取のこと、家具のメンテナンスのこと、何でもご相談ください。
何とかお力になれるようにいたします。

今日はこの辺で。


イギリスアンティーク家具オークチェア入荷しました!!!

こんばんは。

イギリスアンティーク家具オークチェア入荷しました!!!
久々の新入荷です!!!!

修復済みです。

背は鋲で留めてあり非常にかわいいです。

座の中身も交換してありますのですわり心地はよいです。

裏側もしっかりと張ってあります。

脚はシンプルな形です。
どんなテーブルにも合わせ易いです。

サイズは

SH460 H865 W455 D490 です。

価格は26250円(税込みです)。

お問い合わせをお待ちしております。

それでは今日はこの辺で。


イギリスアンティーク家具 キャビネットの扉ガラス割れ修理

こんばんは。

今日は イギリスアンティーク家具 キャビネットの扉ガラス割れ修理 です。

分かりにくいですが左扉中央大きいガラスと右扉左端のガラスが割れてしまっています。

まずは
割れているガラスを取り除きます。

アンティークのキャビネットのガラスはフィラーと呼ばれる硬質のパテか木の面材でとめられていることが多いです。

今回はフィラーでとめられていました。

割れている所だけでなく、その他のガラスをとめているフィラーがぽろぽろ取れてきてしまっているところもあります。

まずはガラスの割れているところのフィラーをのみを使ってとります。
(すみません、画像なくなっちゃいました・・・文章のみでお楽しみください・・・)

意外と今回はぽろぽろ取れてくれたので作業はスムーズに進みました。

すべてきれいに取り除いてからガラスの型をベニヤで作ります。

形が変形なので今回は外注です。

ベニヤにあわせてカットしてもらいそれをあわせます。

微調整をした後にガラスをいれ、シリコンでとめます。
シリコンとはタイルの目地や浴室などの目地に使うコーキング材です。

正面から見えないようにコーキングを丁寧にガラスの押さえ縁として入れます。

1日完全に乾くまでそのままにしておきます。

割れている箇所だけでなく、その他のぽろぽろ取れているところも上からコーキング材でとめます。そうすることでフィラーがぽろぽろとれてくるのを防げます。

なぜフィラーでなくコ-キング材なのかとういと
フィラーは乾燥に非常に弱く、ぽろぽろと落ちてきてしまうからです。
ガラスは小さな鋲で留めてある場合がありますのでフィラーが取れてもすぐに取れはしないかもしれませんが危険なことに変わりはありません。

その点コーキングはガラスにも木にもくっつくのではがれる心配はありません。
もしまた何かの拍子に割れてしまってもコーキング材はやわらかいのでカッターで簡単に取れます。

完全にコーキングが乾いたらガラスをきれいに磨いて完了です。

アンティークだからガラスを汚れていても仕方がない、そんなことはありません!!!!

ガラスは傷がつかないように丁寧に磨けばアンティークのガラスでもちゃんときれいになります。
アンティーク家具のガラスやミラーがついたものは購入する際にちゃんと磨いてあるか、桟のところに埃やごみがたまっていないか確認してください。


お客様のお宅に納品させていただきました。

さて
内訳ですが
   
ガラスのフィラー除去、型取り、取り付け   1時間 

実作業で1時間です。

料金は1時間8400円+ガラス加工代5250円

=13650円です。

参考にして下さい。

今日はここまでです。
また次回をお楽しみに。