アンティークのパーテーション フレーム折れと生地の張替〜アンティークの修理と修復の実例をご紹介

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現状は
マホガニーのフレームが折れ…
生地も破れたり、汚れたり…

生地を張り替える前に
まずは3連フレームの折れや割れ、緩みをしっかり修復

大きさの割に細いフレームなので
ここを手を抜くとせっかく綺麗にしても
台無しになります
だからこそ念入りに

フレームがしっかり接合できたら
磨き直し、シェラックニスで塗装
清潔に、でも色と艶、質感をオリジナルに忠実に

次に生地張り
実はこの生地お客様の寝室とリビングなどで使われていたカーテン
どんな生地にしようか迷っていたお客様
お客様は今回お引越しをされるタイミングで綺麗にされたいとのことで
家具も綺麗に
カーテンも残したいんですと仰っていたのを思い出し

「このカーテンは思い入れがあるお品のようなのでこれで張替はいかがでしょうか?そうすれば今のお部屋の雰囲気を変えずに、また思い出のカーテンを別の形で残すことができます」と

お客様は
「是非そうしてください!!」と大変喜んでいただきました!

そのカーテン生地
裏地も綺麗でしっかりとした上質な生地
その裏地をそのままパーテーションの裏側に使いました

生地の縁は黒のブレードをご希望でしたので
ブラックにシルバーの縁取りが入ったものに

作業は完了です!

お客様のご新居にお届けして
すごく喜んでいただけて、私も嬉しかったです!
このためにこの仕事してるなあ
いつもお客様に良いお仕事をご依頼されて感謝です!

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アンティークチェアの座面を彩る真鍮製の太鼓鋲 アンティークに合うように黒染め加工〜アンティークの修理と修復の実例をご紹介

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現状は
もちろんピッカピカの真鍮
このままでも酸化していくので、そのうちいい感じにくすんで経年変化していきます

ただアンティークチェアの座面をキレイな生地に張替えたとはいえ
このピッカピカをそのまま使って合わないものもあります…

そんな時に「黒染め加工」
真鍮を薬品でアンティークらしい色に仕上げることをいいます

つけておく時間で、うっすらくすませたり
真っ黒に近いものにしたり色々できます
今回はうっすらくすませます

薬品に浸して
少しジャバジャバ

取り上げて、綺麗に洗って、乾燥させると…

こんな感じにくすみます!

よく黒染めをムラなく、キレイにやろうとする人がいますが
黒染め加工の意味って「色味や濃さのムラ」を出すためにやること
そんな神経質にならなくて大丈夫です

最後に
この薬品、私は特殊な訓練を受けているので使えます!

嘘です…
でも扱いを間違えると危険なので良い子のみんなは使っちゃダメだぞ!

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GPLANオーバルエクステンションテーブルの脚ジョイント締め直し修理〜アンティークの修理と修復の実例をご紹介

現状は…

このテーブルの独特なデザインによってよく起こる脚のジョイントが緩んでしまっています…

一度脚のパーツを外し

ゴミや埃、ノリの塊などが残っているとしっかり圧着できないのでジョイント部分をキレイに

しっかり圧着

締め方は企業秘密です

仕上げにキレイに表面を整えて完了です!

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