イギリスアンティーク家具オークチェアの修理、ストレッチャー製作、ぐらつき直し その1<アンティーク家具修理、修復、加工の実例をご紹介!>

 

こんばんは。

お世話になっております。
イギリス・フランス・ヨーロッパ・アメリカアンティーク家具修復・修理アンティークショップオクアンティークスです。

最近商品のアップばかりで申し訳ございません・・・

アンティークやアンティーク家具の修理、修復をアップできていないことに気がつきました・・・

本業なのに・・・商品のアップは溜まっているものの・・・
本日はアンティーク家具の修理、修復の実例をご紹介いたします!

本日は イギリスアンティーク家具オークチェア修理 ストレッチャー製作、ぐらつき直し その1 です。

現状はというと・・・

 

イギリスアンティーク家具オークチェア修理1

オークチェアのストレッチャーが2本折れてしまって、お客様が使えないと思い捨ててしまったようなのです・・・

折れてしまっても直せる場合が多いので捨てずにとっておいてくださいね。

 

イギリスアンティーク家具オークチェア修理2

ストレッチャーとは貫のこと。
これがあるのとないのとではぐらつきなどの強度に差が出てきます。

 

イギリスアンティーク家具オークチェア修理3

ストレッチャーがあるとチェア全体のつながりが増すことで強度が出ます。
強度が出るということはぐらつき(躯体の緩み)、足の破損を軽減することが出来ます。

そのストレッチャーがないということは・・・そう!お気づきのように強度が極端に落ち、ぐらつきが出てしまうことになります。
当然、このオークチェアに関してもグラグラでした・・・

オークチェアは比較的ストレッチャーがついているの物が多いのですが、クイーンアンチェアやサロンチェア、アンティークソファなどはデザイン上ついていないものも多いですね。

躯体の緩みがある場合、しっかり分解するところからはじめなくてはいけません。
前にもお話したかもしれませんが、少し叩いて隙間を開けて、のりを入れてという作業では強度はでません・・・

まずは分解から!

 

アンティークオークチェア修理1

後ろ足部分解体されていませんね。

これは何故かというとこの部分だけがっちり固まっていて、緩みや隙間がないのです。
この部分をわざわざはずすことはないです。少なくとも15年以上はこのままで強度が保てているのですから。
がっちり固まっているものを無理やりはずすことは破損につながります。

生かせるものはそのまま生かす!です。

解体する前にストレッチャーの採寸をし、それぞれ臍のオスメスを作り、組みなおす前に形を整えておきます。

 

イギリスアンティーク家具オークチェア修理4

材は出来る限りアンティークやヴィンテージのストックしてある材を使います。
ただサイズ、木目などど様々なので合うものがない場合は新しい材を使用することも当然あります。

さて組み直しです!

続きは次回!

お楽しみに~

よろしくお願いいたします。

 

 

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