アンティーク商品のペンダント器具用ソケットとギャラリーを黒染め作業!<アンティークの修理実例をご紹介>

 

お世話になっております。

久々のアンティーク修理の実例です。

お客様に商品になるまでの過程も知っていただきたいので今回このお話。

新品の真鍮ソケットカバーとギャラリーはもちろんピッカピカ。

真鍮は経年変化を楽しめる金属。その特性はアンティークとの相性はよく、アンティークのガラスシェードなどに多くの商品・修理に使っています。

 

でも今回のブロンズのシェードのようにピッカピカがちょっと合わないものもあります。

そういう時は黒染めと言って表面を化学反応させてエイジングをします。

今回のように黒っぽいものには強く黒味を、真鍮が曇ったように仕上げたりと調整しながらそれぞれに合った仕上げをします。

例えばアンティークのブラケットがシャビーシックないい雰囲気なのにピッカピカの真鍮のソケットが付いていたらちょっと違和感ありますよね…

確かに経年変化を楽しむことのできる素材なので少し待てばくすみますが…

 

アンティークをご紹介するにあたって、ただ綺麗にということではなく、雰囲気も合わせて清潔・綺麗に、安全に、機能的にということがアンティークやヴィンテージに相応しい修理・修復だと思います。

また次回もお楽しみに~

Before(下)、After(上)

 

 

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