アンティーク家具のドローリーフテーブル天板の緩み、締め直し修理です。

こんばんは。

すっごくご無沙汰していました。
いつものことですが忙しくて・・・

では
今日はアンティーク家具 ドローリーフテーブルの修復です。
ドローリーフテーブルとは
天板が伸長式の事をこう呼びます。

今回のご依頼はドローリーフテーブルの天板は中天板、リーフ天板2枚の
計3枚ですが
今回のご依頼は中天板のフレームの緩み(割れ)の修復です。

次の2枚の画像を見てもらうと分かるように
中天板の両サイドのフレームが緩んできてしまっているのです。

ドローリーフテーブルをお使いの方は分かるかもしれませんが
この両サイドのフレームに手を付くことが多く
緩みが出やすい所ではあります。

まずは緩みをとめなくてはいけませんので
天板をひっくり返して裏側から
木部をいためないように当て木をして叩いてはずします。

外れたら残っているノリ、埃、ごみをきれいに取り除きます。

画像を見て分かるように中天板の裏側にはリーフの出し入れの際に
リーフの天板面にキズが付かないようにフェルトが貼ってあります。
これがアンティークのままのよれよれのフェルトであったり、
貼っていなかったり、フェルトにごみやノリが付いてしまっていると
せっかくのリーフの天板面にキズをつけてしまうことになります。
ドローリーフテーブルをご購入される際は必ず中天板をひっくり返してフェルトの状態をみる事を忘れないで下さい。

接合面がきれいになったら
木工ボンドを入れ
はたがねでしっかりと締めます。

1日はたがねをかけたまま乾燥させます。

今日はここまでで。
次回も続きをお話したいと思います。

インフルエンザの話題があまり大きく取り上げられませんが、
私のすぐ近くでも流行ってきています。
皆さんも注意してくださいね。

それではまた。

 


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