こんばんは。
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アンティーク家具の修理、修復、加工の実例をご紹介いたします!
本日は アンティーク机(デスク)の修理 その1 です!
現状はというと・・・・
お手入れをしていなかったアンティークらしい感じですね。
ずっと使われていなかった机をちゃんと直して作業台として使いたいというお客様。
天板はおそらくレザーが張ってあったと思われますが何もない状態です。
側板も割れ・・・無垢板なので仕方がないですね。
反対側の側面も割れと塗装の荒れが激しいです。
天板のフレームも同様です。
引出の中は比較的綺麗ですが、底板が前段割れていました・・・
さて今回のお客様からのご依頼ですが
1)お客様が小柄なため、作業するにはそのままでは高いので低くして欲しい
2)天板を普通に、全体も使えるようにして欲しい
3)できるだけ綺麗にして欲しい
以上の3点です。
話が脱線気味になりましたが話を元に戻します。
現状の状態は見た目よりもあまりいいとはいえませんね・・・
高さを低くというのも引き出し側は手がかかりそうです。
「そのまま機械で切っちゃえばいいじゃん!」って思われるかもしれませんが、見えない部分に色々な罠(色々といっても釘ですが・・・)が仕込まれていて慎重にいかないと家具ももちろんですが機械も傷めてしまうことになります。
家具にも機械にもやさしくね・・・
高さを低くということで、通常の脚の方はというと・・・
あれま~・・・・
虫食いに限らず、家具もお家も使っていると傷みがひどくならないということがあります。
普段使われていると不具合も見つけやすいということもありますが、家具も家も使われないとふてくされて、気を抜いてしまうのでしょうかね・・・放置していると痛みはものすごく深刻なものになる場合が多いです。
今回は高さを低くというご依頼が虫食い部分をうまく取り除いてくれてよかったです。
さてバラバラに・・・・
天板、足回り、引き出しなど解体できる部分はすべてはずしました。
側面の割れはばらさずに締める方法がありますがそこは企業秘密・・・お見せできませんが裏から補強とか板を当てたり、われを木で埋めたりはしません!また割れちゃうので・・・・その方法ではなくちゃんと締めました!でもナイショ・・・
次回をお楽しみに~
よろしくお願いいたします。
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