こんばんは。
お世話になっております。
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アンティーク家具の修理、修復、加工の実例をご紹介いたします!
本日は アンティーク机(デスク)の修理 その2 です!
前回解体したところまでお話いたしました。
これが、
この状態まで。
さておさらいですが今回のお客様からのご依頼は
1)お客様が小柄なため、作業するにはそのままでは高いので低くして欲しい
2)天板を普通に、全体も使えるようにして欲しい
3)できるだけ綺麗にして欲しい
以上の3点です。
天板には強度面、使い勝手を考慮してお客様とご相談で「ナラ板目化粧板」を張ることにいたしました。
うん、綺麗だ!
段差が無いように仕上げ。
脚をカット、側板の割れ綺麗になってますね~
内側も綺麗に。
天板(引出1段分を含む)部分のモールディング(面材)は元々なかったのですがジョイントが見えてしまうので見栄えがよくないということと、引き出し部分とのつなぎがカッチリはまるようにということで追加いたしました。
まずは荒れている塗装面を均し、綺麗に整えます。(剥離してませんよ~)
その後サンディング。
引き出し部分も同様に。
サンディングも荒いペーパー#100、#80とかは使わないです。
オリジナルを残しておきたいのに全部取れちゃうので・・・
荒くない品番でやるのにもコツがいるんですよ~
ただ塗装が劣化して、剥離してきてしまっている場合(爪でカリカリするととれちゃうような塗装)は話は別です。
その上からどんなに綺麗に塗装しても根こそぎ取れてしまいます。。。
その場合は・・・
「男は黙って!」「剥離!」(クールポコより)
そんなこんな(ステイン、細かい部分のリタッチ、ニス)していると・・・
完成~
天板の色、落ち着いた質感。
この脚、実は折りたたみ式なんです!
内側の割れも綺麗に、新たに製作したモールディングも違和感なく仕上げてあります。
外側の側面も綺麗になりましたね。
背中側もしっかり仕上げ。
今日はここまでです。
また次回をお楽しみに~
よろしくお願いいたします。
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