こんばんは。
今日は イギリスアンティーククイーンアンチェアの脚折れ修復 です。
このように前脚がボッキリと折れています。
修復の後が見られます。
元々折れていたところを修復したようですがそこからまた折れてしまっています。
このようにボッキリと折れてしまっている場合には
カップリングといって折れている部分の前後左右4方向から補強の木を当てて
強度を出す修復方法が用いられます。
ですが修復されているの3方向のみで補強が不十分でした。
以前修復された方が大丈夫だと判断されたのですね・・・それか手を抜いてしまったか・・・
いずれにせよ補強は必要です。
まずは幸いにもきれいに折れているので元通りにきれいに接着します。
今回はきれいに折れていますが、折れ後が粉々になっていたり、ばらばらになっていたりすると修復は困難になる場合もあります。
脚が折れてしまったり、割れてしまったりしたら早めに修理をご依頼ください。
脚の折れや割れに限らず、家具に不具合が出たらすぐに修理、ご相談ください。
そうしないとお客様の負担が増すばかりか大切なアンティーク家具、お持ちの家具ににいいことは何もありません。
今日はここまでです。
次回をお楽しみに。
rpf様
はじめまして。
ご質問ありがとうございます!
膠は使っていません。
何故なら・・・
その理由はこちらに書いてありますのでご参考になさってください。
http://note.oku-antiques.com/?eid=270513
rpf様のブログで紹介していただき誠にありがとうございます!
これからも皆様がアンティークを身近に感じられるように
色々書いていきたいと思いますので今後ともよろしくお願いいたします!
はじめまして。
接着は膠を使っているのでしょうか?