こんばんは。
前回はアンティーク家具ショップのお話でしたので
前々回からの続きで
今日は アンティークベントウッドチェア座面割れ直し その3 です。
強度を出すために裏に何を貼るのかというところでした。
何を貼ると思いますか?
実は・・・
麻布を座面裏全体に張ります。
別にそんなに引っ張るようなことではなかったですかね・・・・
布ならばいいのですが
麻布は強度があり、安価と言う所が非常に良いです。
接着は木工ボンドでするのですが木工ボンドがよく浸透して
がっちりくっつくのです。
それでは作業に入りましょう。
今回は黒の麻布を使います。
強度を出すために貼るのですが、あまりそれが目立ってしまってもいけないので色は黒か普通の麻の色が良いと思います。
麻布はユザワヤなど生地が売っている所ならだいたいあります。
色も結構たくさんありました。
紺やら赤やら何に使うんですかね?
それはさておき
座面の大きさより少し大きめにカットします。
次に座面裏全体に木工モンドをムラなく、しっかりとつけます。
ブラシなどでよく伸ばして塊が残らないように均等に伸ばします。
その後
カットした麻布を木工ボンドをよくなじますように
浮きが出ないようしっかりと貼ります。
木工ボンドが中途半端だったり、くっついていない所があったりすると
せっかくの強度がダウンしてしまいます。
麻布をくっつけたらそのままの状態で1日よく乾燥させます。
木工ボンドがしっかり固まってこそ強度が100%出せるのです。
麻布を貼ることで座面の裏側全体で割れをカバーすることが出来ます。
座面裏が麻布で一体になると言う感じですね。
割れている所周辺だけでもだめではないですが
何しろあまり厚くないベニヤです。
やはり全体で強度を出すべきでしょう。
なんだか昨日今日と寒いですね。
寒いと言っても20度あるんですから普通なんでしょうけれど・・・
気温の差が激しいと体調崩しやすいので気をつけねば。
皆さんも気をつけてくださいね。
今日はここまでで。
また次回をお楽しみに。