アンティークブックケースの仕様変更修理 その2

こんばんは。

今日はアンティークブックケースの仕様変更修理 その2 です。

早速オルタネーション(仕様変更)の作業に入りたいと思います。


写真は元の状態です。
中央に扉があり、その下に引き出しが3杯あります。
その両側に扉が付いています。

この両側を取り外し
真ん中の扉、
引き出し、
横のフレーム、
背板、
トップのモールディング(回し縁)と
外した両側の側板を使って家具を組み立てます。

すべてを一度ばらします。


これは背板と両側から外した側板と横のフレームですです。


これは中央部の側板です。
このパーツの中では引き出しのレールのみ部材として使います。
本体は引き出しのレールの位置、横フレームの位置の寸法を取るのに使用します。

組む前に
割れている所を締めなおします。

まずは天板です。
必要なのは中央部分だけなので必要のないところは切り取って締めます。

何度もいっていることですが段差がないように矯正しながら木工ボンドを入れて締めます。

側板の脚が割れていたのでそれも締めておきます。

割れに入っているごみや埃を取って
木工ボンドを奥までしっかり入れて
クランプで段差が出ないように締めます。

割れている所を、組み立てるときに一緒に締めるという方法もありますが

まずしっかり締めておかないと
組み立てるときに完全に締められず、隙ができてしまったりする場合があります。

やはり事前に締めておく方がしっかりと強度が出せ、隙なく締められるので良いでしょう。

今日はここまでです。
次回もお楽しみに。


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